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【サッカー英語コラム】[移籍関連の表現を知ろう(2)]


前回に引き続き、移籍周りの表現を取り上げます。

French full-back Mathieu Debuchy will arrive from Newcastle to replace the departed Bacary Sagna.
フランス人サイドバックのマテュー・ドゥビュシーが、チームを去ったバカリ・サニャの後釜としてニューカッスルから移籍秒読み。

解説:full-backが「サイドバック」です。サイドバックは和製英語なんですね、実は。

arriveは「到着する」、つまり移籍してくる、ということです。
departは「旅立つ、別れを告げる」という意味の動詞ですが、人名(名詞)の前に置かれて形容詞となっています。
ちなみに、日本語訳の最後に「秒読み」と入っていますが、これは私なりの意訳です。原文のwill、つまり「これから起こる」ニュアンスを出してみました。

The signed contract will run from July 1, 2014 to June 30, 2017.
交わした契約は2014年7月1日から2017年6月30日までの期間となる。

解説:runはもちろん「走る」という意味です。
「2014年~から2017年~まで走る」と書けば分かるでしょうか?
「契約が続く、有効である」となります。

City have been strongly linked with the Swedish international.
そのスウェーデン代表は(マンチェスター・)シティへの移籍が濃厚といわれている

解説:link with ~で「~と繋がっている」です。
そのチームとその選手が深く結びついている、つまり移籍の噂がある、ということです。
stronglyでその噂の信ぴょう性が高い、というニュアンスを出しています。

I actually turned down an offer from that club last summer.
実は昨夏に、あのクラブからの(獲得)オファーを断ったんだ。

解説:主語がIなので、選手本人のコメントですね。
turn downが「拒否する、拒絶する」。
last summerが少しトリッキーです。
英語のlastは現在に一番近い過去を指します。
そのため、年が明けてから選手がこのコメントを発したのであれば「昨年の夏」と訳していいのですが、まだ11月とかであれば、数カ月前の夏を指しますので、「今年の夏に、この夏に」などとなります。

Everton are reportedly on the brink of signing Sporting Lisbon MF.
報道によれば、エヴァートンはスポルティング・リスボンのミッドフィルダーを獲得間近。

解説:reportedlyは副詞、「報道によれば」。
on the blink of がイディオムで「すぐに~する、~寸前」という意味です。
blinkが「まばたき」なので「今にもまばたきする」といった感じでしょうか。

この他にも(当たり前ですが)移籍にまつわる英語表現はたくさんあります。
サッカーの英語記事などを読んでいて、分からない移籍関連表現(もちろんそれ以外でも)がありましたら教えて下さい。
今後のネタにさせていただきます。
よろしくお願いします。

[プロフィール]
清水憲二。サッカー翻訳者。京都在住。イングランドプレミアリーグ、ドイツブンデスリーガ、イタリアセリエAなどの欧州主要リーグのプレビュー/ハイライト番組他、チャンピオンズリーグやワールドカップ、EUROの関連番組、現男子日本代表やなでしこジャパンの選手をフィーチャーしたサッカー系ドキュメンタリー番組なども手がける。その他にも、サッカーゲームやプレミアリーグサッカーチームのウェブサイトなど、メディアを問わず様々なサッカー関連の翻訳や執筆にこれまで従事。最新の仕事はリオネル・メッシのドキュメンタリー映画「MESSI」の字幕翻訳。

Twitter: https://twitter.com/transcreative @transcreative
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gap staff • 2015-02-13


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