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ハワイのメアリー先生にインタビュー: 子どもに必要な力とは?


【教育のスペシャリストへインタビュー】

これからを生きる子どもに必要な力は?

以前こちらのブログの中で「これからを生きる子どもたちに必要な力は何なのか」を親御さまと一緒に考えていきたいということを書きました。
一緒にいられる時間が限られている中で親が子どものためにできることは何なのか?正解のない子育てをする中で悩む親御さまのヒントになればと良いと思い、今回は英才キッズアカデミーを運営されている「ハワイのメアリー先生」というハワイ在住の教育のスペシャリストにお話を伺ってきました。

大切なことはIQEQCQのバランス

—まずはメアリー先生についてお伺いしてもよろしいですか?

私は教育者の両親の元で育てられ、幼い頃からイギリス、アメリカ、オーストラリア、日本と様々な国の文化や教育法に触れて育ってきました。大学で教鞭をとる傍ら、経営コンサルタントとして海外を飛び回っていた父は、母と一緒に地域の子ども達を集めた塾を経営していました。そんな両親の姿を小さい頃からずっと見てきたので、私にとっても自然な流れで「教える」という環境があり、18歳から家庭教師と塾講師を始め、気づいたら20年以上教育の現場にいます。結婚後ハワイへ移住し、長男の妊娠を機に幼児教育の研究をはじめ、今は英才キッズアカデミーという「3Q教育」というもので子どもたちのIQとEQのバランスを大切にした教育に力を入れたレッスンをしています。それと同時に、子どものEQを高めるためにはパパとママの家庭教育からということで、親御さまへ向けたセミナーをし、未来の子どもたち、子育てをするパパママたちのためにと努めています。

—メアリー先生の3Q教育ってなんのことですか?

混合されている方が多いのですが、IQとEQの違いってわかりますか?
IQとは知能のことで、先天的なものだと言われています。よく「IQを伸ばせ」とかを耳にすると思うのですが、IQは基本的には変わりません。
ではEQは?人間性や自分の感情を上手にコントロールする能力のことを指します。例えば失敗してももう一度チャレンジしようと試みる気持ちや、チームで協力して物事を進める力、リーダーシップを取ろうとする力。などがこれに当てはまります。ですので、IQが高くてもこのEQが低いと、物事を1回で諦めてしまったり、人を蹴落として自分だけの手柄にしたり、人とのコミュニケーションを疎い引きこもりになってしまう子どもになってしまうことがあります。そして、IQとEQの大きな違いは、EQは適切なトレーニングでいくらでも伸ばすことができることです。だからこそEQを高めることが大切であり、そして3つ目のCQ。これは、好奇心のことなのですが、様々なことに興味や好奇心を持つ力。頭脳があっても、それを知恵や知性として活用する能力がなければ、宝の持ち腐れになってしまうので、私が運営している「英才キッズアカデミー」ではこの3つのバランスを大切にしながら、EQとCQを伸ばすレッスンを行っています。

—ではメアリー先生がやられている「英才キッズアカデミー」の授業って、どういうものなのですか?

家庭教師や塾って教科書があり、その問題を解いたりしていくものだと思うんですけど、私がやっているアカデミーでは教材を使って覚えたり、問題を解いたりするものではありません。毎回違うテーマを元にみんなで考えディスカッションしていくことで、社会の仕組みや面白さを学ぶ形になっています。

—それ面白そうですね。具体的に教えてもらってもいいですか?

例えば、ビジネスのことや、お金のことだったり。お金はどうしてできたのか?これからお金はどうなっていくと思う?とか…そういう話の流れの中から銀行の役目は?銀行はどうやってお金を儲けているのか?とかを子どもたちと一緒に考えながらみんなで意見を出していきます。税金の仕組みは?クレジットカードって何?など。私たちが生きている世の中の仕組みを様々な角度から見て、その中で考え、自分の意見を言うことを大切にしたレッスンを行っています。レストランやお店の売上ってどうやって作っているの?やスーパーをテーマにしたものだとこの野菜はどこから来ているのか?何でこの地域はこの野菜ができるのか?など気候や風習などの背景をヒントに子どもたちに考えさせるレッスンが私の行っているものになります。貿易のことだったり税金のことだったり、政治のことや文化のことなどテーマは時と場合により変わりますが、学校の授業や教科書ではやらないけれど、生きていく中で必要なことをテーマに選び、子どもたちは考え、とことん話し合い、自分の意見を言っていくのです。こういうことをすることによって子どもたちのニュースや新聞、そして周りの大人たちを見た時の視点が変わって来ます。そして、考えることや調べること、好奇心や探究心が養われていくのです。

勉強しかできないエリートはいらない。能力を生かせる子を創ろう

実はこれは、私がMBAの資格を取るための大学院に通っていた時に気づいたことだったんです。その当時、子どもがいたため夜間の授業に通っていたのですが、翌朝、子どもと朝ごはんでテーブルを囲んでいた時に、お母さんが昨日何を勉強したのかを話し始めたことがきっかけだったのです。子どもには難しいかな?と思ったのですが、易しく噛み砕いて説明してあげると経済の話でも、お金の話でも政治のことでも子どもたちが楽しそうに聞いていて、自分たちなりの意見を言ってきたのです。将来何に生かされるのかわからないことをテストのために暗記することより、今生きている世の中のことを教え、考えさせる方がよっぽどためになると実感した出来事でした。
学校の教科書を丸暗記して、テストで良い点数が取れる子どもよりも、社会に出た時に生かせる自分の得意なこと、好きなことに早く気づかせてあげ、それを生かした子どもを創ってあげる必要があると思ったのです。そのためには自分の力で考え、心で感じる子になってもらいたいと思っています。

—それ、本当に大切ですよね。日本人はお金の話をタブーにするところがあるというか、私自身も銀行がどうやって成り立っているのかがわかったのは社会人になってからだったと思うし、日本人の学生は将来何になるかわからないから、何となくで高校や大学を専攻する子が多い印象です。それに自分の意見を人前で言うことや、プレゼンテーションをすることを日本人は苦手としていると思うのですが、日本と海外の教育の違いって何がありますか?

簡単に言うと、日本人はインプット詰め込み型。
海外はアウトプット実践型だと思います。そして、大きく違うと感じるのが、海外は得意なことを伸ばすシステムや環境が整っていると思います。
例えば日本人は数学が苦手でそこだけ60点だったら、苦手科目の克服に時間を費やし、平均点の底上げを行うことが多くないですか?アメリカは得意な方をとことん伸ばしてあげようという発想になりますね。
親御さまにもぜひ覚えておいてもらいたいのですが、自分の子どもにとってその子の苦手な教科は何の意味を持っていますか?ということを理解してあげてもらいたいです。同じ数学60点でも、将来バレリーナになりたい子と医者になりたい子ではまったく違った意味を持っていると思うのです。だからこそ、自分の子どものことをよく知ろうとし、人と比べるのではなく、その子自身の個性や好きなことを一緒にいっぱい探してあげていただきたいですね。

—最後にこのインタビューのテーマになるのですが、これからを生きる子どもに必要な力は何だと思いますか。

行動力だと思います。様々な知識があったとしても、それを元に行動しなければ意味がありません。失敗してもそれを一つの経験として学び次に生かして、また行動できる力。自分をチアアップし、新しい試みで再挑戦できる力が必要です。EQの高さに繋がってくると思うのですが、やはり最後は自らの力で行動できる子が世の中を動かしていくのだと思います。

失敗上手はチャレンジ上手

—行動力。本当に。口では色々言えますが、実際行動できる人って少ないですもんね。では、行動力がある子を育てるために親御さまは何を子どもにしてあげればいいと思いますか?

よく小さな成功体験を積み重ねると自己肯定感が身につくとか、チャレンジ精神が育つとか言われていますが、私は成功体験と同じくらい失敗体験を学んでいくことが大切だと思っています。「失敗上手はチャレンジ上手」と言っているのですが、小さい頃から様々な失敗を経験している子どもは、何かの拍子に転んでも自分で起き上がるのが上手になります。
人に迷惑をかけたり、大怪我をしない範囲であれば、小さい頃から色々やらせてみることが大切なのではないでしょうか。例えば子どもが少し高いところからジャンプしようとする時、親は心配のあまり反射的に「やめなさい。ダメでしょ」という言葉を使いがちなのですが、少しぐらいの擦り傷は免疫がつくと信じ、子どもにトライさせてみればいいと思っています。その時に「飛び降りるなら、着地する時にしっかりと膝を曲げてね」や「周りに気をつけてジャンプしなさいね」など、「ダメ」の一言に変わるオプションを子どもに渡してあげると良いでしょう。
そしてこれは小学生くらいの子どもを持つ親御さまも同じです。子どもが大きな夢を語った時、大人の目線で到底かなわないなと思っても、「無理だよ、そんなの。」とは行ってしまわず、「そんな大きな夢を持っているのね。驚いたわ。どういうプランで実現しようと考えているのかママにも教えて。サポートできるところはサポートしたいから。」と会話してみてください。
「その夢を叶えるためだったらこんなことも必要じゃない?」など。成功だけを条件に頑張らせるのではなく、失敗した時にも適切な行動が取れるように導いてあげてください。

子育ては自分育て 親のEQも高めていこう

子どもにとって親と過ごす時間より、親がいなくなってからの時間の方が長いのです。親が全部お膳立てしてやってあげることは、双方にとって楽な時もありますが、子どもの力はついていきません。子どもは自分の子どもであって、自分の分身ではないのです。一人の別の人間として認め、育てていくことを私もいつも肝に命じて子育てをしています。こんな偉そうに言っている私も親としてはまったく完璧ではありません。疲れているときはご飯を手抜きするし家事だってサボることがあります。親も人間であって超人ではないのです。そこをちゃんと子どもに見せることも思いやりを持った子どもに育てるためには大切なことだと思います。日本のママは「親は完璧でなければ」と頑張りすぎている人が多い気がします。子育ては今しかないけれど、休むことを忘れずにご自分を大切にしていただきたいですね。
毎日65%くらいのエネルギーで7日間を過ごすよりも、1日家事をサボってでもいいから翌日100%で過ごす方が気持ちよくないですか?子どものEQを高めるためには、パパママ自身の EQも意識して過ごす必要があると思います。そのために少しでも育児が楽しいと思ってもらえるようにパパママたちへのセミナーを開催し、情報と感情をシェアできる時間になればと思っているのです。

子どもの未来を願う気持ちはグローバルアスリートもメアリー先生も同じ

メアリー先生の経歴を見たら恐縮してしまうほどの肩書きで、実際メアリー先生にお会いするまでどんなお話になるのかドキドキしていたのですが、直接メアリー先生にお会いし話してみると、優しく心穏やかで気さくな方!いい意味でびっくりさせられました。笑
自分の子どもの話をするときには、1人のママの顔になり、子育て相談の時には一緒に涙を流して話している姿を見ているとメアリー先生の人としての器の大きさを感じると共に、子どもの未来を願う気持ちはグローバルアスリート英語サッカースクール、英語キッズスクールと同じだと感じました。このブログが少しでも親御さまにとって子育てのヒントになると嬉しいです。
メアリー先生情報も下に載せておきます。気になる方はチェックしてみてください。

 

《メアリー先生情報》

メアリー先生「英才キッズアカデミー」
https://www.eisaikids.com

メアリー先生オンラインレッスン
https://mary-online.com
ママのEQ子育てサロン
0〜3歳児の3Qサロン
中学、高校生のグローバルサロン(英会話や時事問題などのディスカッション)
ママの英会話サロン

メアリー先生セミナー情報
https://www.ms-mary.com

メアリー先生Instagram
https://www.instagram.com/msmary808/

メアリー先生のインスタでも随時お知らせが更新されるそうです。
気になる方は是非チェックを!!

 

 

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