仲間
こんばんは。
いろんなメディアでニュースに出ていますが、昨日の試合中のアクシデントにより、チームメイトのゴールキーパー、Hudaが命を落としました。
試合中の接触により頭と首を強く打ち、そのまま救急搬送されました。
試合後に皆で病院に駆けつけた時にはすでに亡くなっていました。
さっきまで普通にプレーしていた彼の変わり果てた姿を見て、本当に言葉がありませんでした。
38歳、大ベテランのHudaは1999年からPersela lamonganと言うクラブ一筋で18年以上プレーしてきたチームのレジェンドです。
サポーターからも本当に愛されて、いつもスタンドから
「Huda!Huda!」
とコールが沸き上がる選手でした。
僕は今年このチームに加入したので、彼とは半年間の付き合いでしたが、どれだけ皆に愛されてる選手かというのを常に感じてきました。
本当に残念です。
信じられません。
残された家族のことを想うと本当に言葉がありません。
正直、まだ仲間の死を受け入れられてない自分がいますが、、昨日から頭の中は、生きること、死ぬことって何?と考えさせられています。
当たり前に思える今がどれだけ大切か、普段の生活ではなかなか感じられませんが、本当に大切な一瞬一秒だなと。。
簡単なことではないけど、大切な何かを失って気付くのは遅いなと。
Hudaとは、ホームゲームはいつもロッカールームで隣でした。
怪我中の僕は昨日ベンチに入らなかったのですが、そんな僕に
「コースケ、大丈夫か?次はいける?」
と試合前に聞いてくれたところでした。
それが彼との最後の会話になってしまいました。
普段から何度も何度も、
「ラモンガン(街)はオッケーか?家族もオッケーか?このチームは好きか?俺はお前が好きだから長くプルセラにいろよ」
と言ってくれていたHuda。
外国人の僕や家族を気にかけてくれたこと、忘れません。
一緒にプレー出来たことに感謝です。
もっと、一緒にプレーしたかったし、感謝も伝えたかったけど。
早く怪我を治してこのチームの為にプレーするのをHudaにも見せないといけません!
偉大な選手の死。
このようなアクシデントが再び起こらないことを願います。
最後に一つだけ書いておきたいのですが、Hudaと接触したのは味方選手でした。
メディアではぶつかったことに対して、いろいろ書かれたりしているのも聞きました。
チームメイトの立場から、避けられなかった接触だということ、サッカーでは起こり得るアクシデントだったということは書いておきたいです。
Terima kasih Huda.
Selamat jalan legend.
心よりご冥福をお祈り致します。
「今」に感謝し、サッカー、そして人生と毎日向き合っていきたいと思います。