Global Athlete PROJECT

右肩

久々!

カップ戦終わって全然更新してなかったけど、燃え尽きてたわけじゃなく、むしろその逆、のまた逆、の逆の逆の逆、そうです、燃え尽きてました。

ということで、ここ最近あったことをまとめて書いていきましょう。

まず、監督が変わりました。

第8節が終わった時点で前監督が解任され、ヘッドコーチが監督代行という形で、カップ決勝、リーグ9節を戦いました。

カップを優勝したのはブログに書きましたが、実はその後にあったリーグ戦も2-1で勝ってたんですね。しれっと勝ってる。カッコよくないですか?

内容はというと、前半は押されっぱなしで、0-1で折り返すと、俺はハーフタイムに交代。変わって出た選手が流れを完全に変えてくれて、攻め込んで、追いついて、ラスト5分で逆転。かなり熱い試合になりました。

俺はもちろん反省もあるけど、トライしようとした結果の、前のめりの悪い出来だったのであまり気にしないように。チームが勝ったことを心から喜べたし、自分がそういう気持ちを持てた事に少しだけ満足という感じです。学生の頃なら「負けろ負けろビーム」出してたかもね。(笑)

そして暫定的な体制のなか、2試合どちらも勝ったことで「ヘッドコーチがそのまま正式に監督として昇格するのでは」という報道もされて、実際、クラブも判断を迷っている様子でした。

代表ウィークの中断前に何らかの決定があれば、次の試合に向けて2週間の準備期間を持てたんだけど、正式なアナウンスは特になくて、誰が指揮を取るのか宙ぶらりんのまま中断期間も消化しちゃって、結局、新監督の発表があったのが試合の5日前、選手が実際に顔を合わせたのが4日前という流れでした。

けど、なんの意図も理由もなくこうなってる訳ではないし、選手は選手のやるべきことをするだけということで、何故かこの期間はみんなめっちゃ意識高く練習してました。ジムで見たことない奴も筋トレしてたり(笑)

新しい監督はリトアニア人で、60歳。

http://fkjelgava.lv/jelgavai-jauns-treneris

俺の3倍近い時間をかけてサッカーと向き合ってきた人です。

印象としては「何かを劇的に変える」とか「コンセプトはこれ」とか、そういう事は一切言わず、1つ2つの基本的なことを、淡々とゆっくり話していくような人で、

静と動でいうと完全に静、この人が樹木だったら年輪の数やばいだろうなっていう、深みというか尊厳な雰囲気があります。(なぜ樹木に例えたのかは不明)(ちなみに歩くのも超ゆっくり)

カザフスタンで仕事をしていたこともあるのでアジアへの造詣が深く、初めて話したのはサッカーの事ではなく日本の戦史や宗教観について。大学の時のゼミの先生に雰囲気が似てるかなぁ。

サッカーはサッカーだけじゃない。たくさんのことを吸収出来たらと思います。

ということで、土曜日は新体制での初のゲームでした。

vs FK Liepaja

相手は昨年王者でしたが、1-0で勝ち!

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白熱というか、全員もれなく気性が荒いというか、レッド2枚にイエロー6枚出たし、あとなんか相手のコーチがマフィアだった。

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この先どうなるかは誰も分からないけど、選手自身もこれからに希望が持てるような試合が出来たと思います。

何かを強制されることなく、受け身になることなく、やっとサッカーを楽しむことを取り戻せた感じで、皆の表情も晴れやかでした。

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。。。

俺はスタメンだったんですが、最初のプレー(開始33秒)で右肩を強打して、控えめに言っても激痛、開始1分即交代、、、もよぎりましたが、アドレナリン大爆発で前半を乗り切り、ハーフタイムに必殺注射3本打ちをして、結局90分プレーしました。

集中して、良いプレーが出来たと思います。

ただ試合が終わると力が抜けたのか、右肩が全然上がらない。ユニホームが脱げない。

監督が変わって、ヨーロッパリーグ予選も目前で、なんかいろいろ右肩あがりでグッと行きたい時に、その右肩が上がらない。

右肩の痛みは、右肩あがりで増していく。でも右肩は上がらないし、右肩があがらないという事実が俺の中で右肩あが

今日病院で検査したら、

全然平気ということでした。

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サッカーはそんな感じ。

で、今月の3.4日はラトビア森の民芸市でした。

これ毎年開かれるんですけど、結構有名で、日本からもこのためにツアーが組まれたりするような規模の民芸市なんです。

本当に広い森の中に、露店が溢れるように並んでいて、手作りの民芸品に、民族衣装を着たおばあさん、歌っている子供や、伝統の食べ物、工芸品など、本当に何時間でもいられるくらい楽しかった。

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楽しそうでしょ?

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そして昨日は、28歳の誕生日でした。

自分が28歳ということに驚きを感じるけど、15歳くらいから1年1年振り返ってみると、やっぱり今年で28歳だし、そう思うとちゃんと時間が経過したんだなと感じます。(言ってる意味が不明)

湖に行って散歩して、美味しいご飯を食べて、また明日からの練習に備える。充分すぎるくらい充実した日になりました。

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俺、コンクリートジャングル東京で生まれ育った純正シティボーイのはずなんですけど、あ、純正CityBoyのはずなんですけど、なんか最近すごいラトビアの自然を心地よく感じるというか、

4年前に初めて来た時は「ほんとにマジでびっくりするくらいウルトラなにもない国だなマジで」って思ってたんですけど、

湖畔の別荘の値段を調べるくらいにはこの国が好きになってきました。

人との関わりって量を忙しく求めるものじゃないのかもしれない。わからないけど。

あと俺はシティボーイじゃなかったのかもしれない。地元23区外だし。市外局番03じゃないし。一応吉祥寺出身ってことにしてるけど。

こっちは誕生日の選手が練習にケーキを振る舞うという習慣があるので、俺はケーキだけじゃなくお寿司も持って行ったよ。

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秒でなくなりました。

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ちなみにディアロは、最近よく日光浴のために上半身裸でウロウロしていて、誰かに「服着ろよ」って言われると

「ガハハ、俺は白人だから日焼けして黒くしてんだ」

っていうかなりギリギリの台詞を、毎回言ってます。

こないだに至っては、怪我で離脱したのをいいことに特別に4日間オフをもらって、帰ってきたと思ったら、奥さんと離婚して帰って来ました。(一夫多妻制で、今回はベルギーの奥さんと別れてきたらしい)

なんでもありだな。

でも「俺は口が悪いけど、陰口は絶対に言わない」って言ってて、確かに思ったことそのまま口に出すけど、相手を選ばず飾らず言うからすげー良いなと思います。

だからセカンドチームの若い選手からも、ベテランからも愛されてるしね。喧嘩も多いけど。

でも今日は


「Naka、お前の目は細すぎてどこにパス出すか分かんねーよ!ガハハ!」

って言われたから髪の毛引っ張っといた。全力で。

なんか取り留めのないブログになっちゃったけど、まぁいいです。書くの溜めるとこーなるね。

おやすみなさい。