「1500km」
フランスに来てから10日近くが過ぎました。
今はオリンピックが盛り上がっていますね!
フランスにいるとフランスの選手が出ている種目を流していたり、
国全体が様々なスポーツに気持ちを寄せ、期待をしているのを感じます。
こう見ているとスポーツの持つ魅力を改めて感じさせられます。
国を背負ってメダルを取る選手、そうでない選手、それぞれの選手の裏には、このオリンピックに向けてかけてきた努力や時間、背景があって、勝った時、負けた時の表情からそれが垣間見れ、
その研ぎ澄まされた集中力や、こだわり続けてきたものが形になり人の心に残るんだなと。
自分もそうやって人の心に残るプレーを目指し続けていきたい。オリンピックを見ているとそう強く思わせてくれます。
さて、先週は記者会見、今週末はもうフランスリーグアンも開幕です。
契約をしてからはずっとチームとトレーニングしていますが、まだビザの手続き中なので僕は試合には絡めません。
それでも開幕戦がLille、そして来週はアウェイでParis Saint-Germainと対戦、
この新しい挑戦の先にあるものを考えると本当にワクワクします。
新たなチームに決まったことでスコットランドのアパートを引っ越ししなければいけず、
先週末は久々のダンディーへ行ってきました。
エディンバラの空港に着いた瞬間、半袖の僕を他所に周りの人が軽いダウンジャケットを着ているのを見て、まさかそんなに寒くないだろう、と思っていたら、、
さ、寒い。。さすがスコットランド(笑)
でもその体に当たる冷たい風の中に、
昨年ようやく辿り着き戦ったスコットランド、Dundeeという場所で過ごした時間を感じずにはいられませんでした。
着いてからは引っ越しの荷物運び、手続き、銀行の解約等、周りの人の助けのおかげでバタバタしながら何とか1日以内に全てを終え、
車のバッテリーが上がってしまっていたり、エアコンが効かなくなっていたり、そんなアクシンデントを乗り越え、何とかダンディーを自分の車で出発!!
ベルギー時代の友人に付き合ってもらって、いざDundeeからMetzへ出発(笑)!
長距離運転といえば、名古屋時代に名古屋から実家の埼玉まで帰るのに3〜4時間運転したのが最後。。
Parisで日本大使館へも寄らなければいけなかったので、今回は何とその倍以上の距離、1500㎞運転しなければいけませんでした(笑)
渋滞があったり、高速道路が途中で通行止めになっていたり、夕方にDundeeを出てから9時間後、夜中にようやくLondonまで到着。ロンドンに行ったことがない友達のために車で街中を通って、ホテルで一泊して次の早朝にはパリへ向けて出発!!
イギリスのFolkestoneからフランスのCalaisまで車でそのまま乗り込めちゃう電車に感動しながら揺られること25分。フランスへ!!
Dundeeを出て次の日の昼には何とParisに着いているという。
24時間経たないうちにLondonの街中を見て、Parisのエッフェル塔、凱旋門を横目に街中を駆け抜ける。
普段の旅行は飛行機でその場所に行って、見たいもの、街、観光名所を見るというのが普通だけど、
今回の旅はは飛行機、電車移動では中々感じられない感動を感じさせてくれる旅でした。
Parisでベルギーに戻る友達とお別れして、最後は一人でMetzへ。
これで全てこのMetz土地での挑戦に集中できます!
Metzという街についてもまたゆっくり書きたいと思います。
えいじ