モスク観光
日本から、僕と奥さんの共通の知り合いである睦さんがバーレーンに来て下さりました。
まさか、バーレーンに知り合いが来てくれることがあるとは考えてもいなかったのでビックリです。
そして、たくさんの日本の食材をお土産に頂いて本当に感謝ですm(__)m
モスクへ行くのは初めての経験です。
アハマド・アル・ファテフ・モスクというモスクで、女性はアバヤを無料で貸してもらえます。
奥さんは初のアバヤ。
そして、ガイドさんも付いてくれて、イスラム教やモスクの説明まで受けられます。
マレーシア人のガイドさんがとても親切でありがたかったです!
本当にいい人でした!
マレーシア人は日本が大好き、と言ってました^ ^嬉しいことですね!
僕らもマレーシア好きになりました。
こんな感じです。
すごいですよね。
貴重な写真。
僕は、普段から試合前や練習前のロッカールームでみんながこうして並んで祈ってるところを毎度見てるのですが、奥さんは初めてでビックリしていました。
ガイドさんから聞く話もいろいろと興味深かったです。
彼曰く、イスラム教では、母親が一番大切な存在。
なぜなら、母親なしに人は産まれてこないから。
そして、結婚したら夫が妻を守るもの。
もちろん、これは当たり前ですが、その考え方は日本とは少し異なるように感じました。
彼が言うには、仕事も家事も夫の役目。
妻はゆっくりテレビを見ていてくれれば良いんだよ、と。
なぜなら、妻には子どもを産むという大きな役目があるから。
もちろん、全ての家族がそうしてるかはわかりません。
でも以前、チーム関係者からも「この国では奥さんは料理しないよ」と聞いていました。
ただ、実際のところフィリピン人やバングラデシュ人のお手伝いを雇って家事を任せている家が多そうです。(お手伝いさんはほとんど女性なのでしょうが)
そして、夫が働いて得たお金は家族のもの。
妻は働きたければ働いても良い、そして妻の得たお金は家族のものではなく、妻のものだそうです。
夫の収入=家族のもの
妻の収入=妻のもの
ということ。
なんか、面白いですね!
まぁ僕の家もそうですけど、、嘘です。笑
いろいろな考え方があるんですね。
ちなみに、僕が住んでる街の徒歩圏内で女性が働いているところを見かけることはほぼないです。
小さなスーパーマーケット、レストラン、パン屋、ケータイショップ、、
働いてるのはほぼ全員男性です。
なので、奥さんが来るまで約一カ月ちょっと、現地女性と「ハロー」という挨拶すらかわすことありませんでした。
話したのはアフリカ人チームメイトの奥さんだけ。
これ、なかなかすごくないですか?
それくらい街に女性を見かけない。
最近、バスで近くのショッピングモールに行くことが増え、そういうところでは女性が働いてるところを見かけます。
でも、その多くはフィリピン人や中国人のようですね。
日本人からすれば、女性はほとんどを家で過ごし、外でいろんな人と接することがないという生活はすごく窮屈に思われます。
しかし、現地の男性からすれば「守っている」、そして女性も「守られてる」という安心感を持っていて、それが当たり前のようなので、宗教や国による考え方の違いってすごいなぁと感じます。
こういう文化の違いを実際に来てみて、感じられることはすごく新鮮で面白いなと感じます。
自分だけの価値観に捉われず、広い視野を持てるようにしたいなと思います。
弾丸ツアーで、バーレーンまで旅行に来て下さった睦さんには感謝です!
奥さんも久しぶりに日本人の方と話せて嬉しそうでした。
ではー。