ビックリ
こんにちは。
ラオスは「ボーペニャン」。
タイは「マイペンライ」。
どちらも「心配いらない、なんとかなるさ」という意味です。
サッカーにおいてはこれらの言葉、なんともならない、問題ありすぎと僕は思うのですが、、笑
ここバーレーンでもそういう言葉はあるのかないのか、でもそういう場面には多々出くわしてます。
今日はそんな信じられないシーンを紹介します。
練習中、あるバーレーン人選手が靴ズレになったらしく、急に途中でスパイクを脱ぎ、靴下のまま練習をしていました。
それに対して、監督が
「何を考えてるんだ。スパイク履け。」
すると選手が、
「痛いし、自分は裸足でいい。」
実は、彼はビーチサッカーバーレーン代表選手でもあり、裸足でやるのは違和感ないよう。
しかし、監督は怪我するから履けと。正論。
選手は嫌、痛い、、と繰り返します。
すると監督がじゃあ「これを履け」と自分の履いてるランニングシューズを渡して、彼はランニングシューズを履いて練習再開。
ランニングシューズでいいの?笑
というのはここではスルー。
靴を貸した監督は、選手のスパイクは小さかったようで、練習最後まで裸足でグランドにいましたね。笑
監督靴下履いてなかったから裸足で。笑
もう、なんで監督靴下履いてないん?て疑問もどうでもよくなってきます。
こんなやり取り、日本じゃ考えられないです。
続いては、ミーティングでの一コマ。
バーレーン、でまとめて良いのか、僕のチームなのか、アラブ諸国なのか、はまだわかりませんが練習への遅刻や欠席がかなり多いです。
ラオス時代のセルビア人コーチからもアラブ諸国はそういうの多いよ、とは聞いてましたが予想以上。
そして、練習に遅れてきても堂々と大きな声で、
「サラーム アレイコム」
とみんなに手を振ったり、腕を上げたり挨拶をするんです。
その挨拶が本当に堂々としすぎていて違和感だらけです。笑
日本なら絶対に頭下げて
「申し訳ありません」という感じで隅っこに行く感じですよね。
そんな中でも度肝を抜かれたのが、ある試合前日のミーティング中。
監督がホワイトボードで説明してると、、
ガチャっとドアが開いて、
「サラームアレイコム」
とゴールキーパーコーチが遅刻して入ってきました。
ここまではもう慣れてます。
ただ、びっくりしたのは彼が右手に持っていたもの。
、、
なんと、アイスクリームでした^^;
どうするのかと思って見てたら座ってからも食べ続けてるし!笑
彼のポテンシャルには度肝抜かれました!!
なんで遅刻して堂々と食べ続けられるねん、、
とバーレーン人のメンタルにびっくりしました。
考えられないですよね?
彼は毎度ミーティングに遅刻してくるので、入ってくる度に今日は何を持ってきてるねん、と彼の手の先を急いで探してしまう自分がいます。笑
今日はエイプリルフールなので、、
実は作り話でした、と言いたいたころですが、、嘘のような本当の話です。
そんなバーレーン人の彼らが本気でサッカーと向き合ったらどれだけ凄くなるのか。かなりのポテンシャルを持ってると思うんですけど。
アフリカの血が混じった選手が多く、フィジカル的にも優れてるし、それでいて技術ある選手も多いし。
そういう彼らとどこで差を埋め、差をつけるか、、日本人らしさを大事にしたいと思います。