オーディション
サマータイムが終わり
アトランタもめっきり秋です。
今週の月曜日
ダウンタウンのミドルスクールのチアリーダーのオーディションの審査員をしてきました。
審査ではダンスのスキルやテクニックだけでなく
表情や表現力、態度なども重視されます。
チアリーダーはダンスが踊れるだけではダメで
見ている人に訴えかけるものが求められます。
振り入れからトレーニング期間を経て
ファイナルオーディションを迎えた彼女たち。
40人から10人が選ばれます。
本番前は緊張で固くなっていましたが
2人ずつの審査では笑顔で練習の成果を見せてくれました。
楽しんで踊っている子を見ていれば
こちらも自然と笑顔になります。
ダンスのスキルはもちろんですが
チアリーダーとして一番必要なのはこの部分なんだなと改めて感じました。
アメリカの女の子にとってチアリーダーになることはステイタスだそうです。
10人の枠を巡って本気でぶつかってくる子供たちを見ていてパワーをもらいました。
私がオーディションを受け続けていた時
「今回選ばれなくても
挑戦したことに自分に誇りを持ってほしいし
諦めないで挑戦してほしい」と
どのオーディションでも言われてきました。
当時はそんなこと言われても
ここで落ちたら意味が無いとどこかで思っていたし、
結果が出るたびに這い上がるのにしばらく時間がかかるくらい落ち込んで来ました。
でも今はあの時ダメだったオーディションや
落ち込んでどうしようもなかった時期から学んだことの方が多いなと思います。
審査の結果が出て
悔しくて泣く子もいました。
こんなに頑張ったのにと
私たちに訴えてくる子たちもいました。
でもきっといつか頑張ったことに意味が見つかる日がくるから
諦めないで欲しいと伝えました。
私もチームにいても
悔しくて仕方ないことはたくさんあるけど
きっとそれも意味があるんだと思うと頑張れます。
昨シーズンのプレイオフで
ボコボコにやられたキャブスにも勝って
チームは今波に乗っています。
この調子でいいシーズンが続きますように🏀