「W杯予選」

代表での2試合を終えてストラスブールに戻ってきました。

ついに始まった2022年カタールW杯への道。

初戦は、過去色々経験してきたけど、
うまくいかない試合が多かっただけに勝利という結果は、
次への大きな弾みになります。

しかし、

ミャンマーでの初日の練習場にはかなりびっくり(笑)。

芝生もそんなに生えてなく粘土質の柔らかい土のグランドで、
踏み込むたびに足が地面にはまる感覚。

キーパーはジャンプする時に踏み込むので、
いつもよりジャンプできていないのではという錯覚に陥ります(笑)。

そして、
練習の途中に空を見上げると怪しい雲が近づいてくる。

「これはくるなぁ」

そう話していると、すぐにスコールがやってきた。

すぐにピッチには水が溜まり、ボールが止まったり、逆に走ったり。

海外遠征をする時、水には気をつけるようにしているけど、
目にも口にもダイブする度にどんどん水が入ってくる。

これは明日お腹を下すかもしれない。

と思いながらボールに食らいつく(笑)。

泥だらけになりながら練習を終えて、
シャワーも浴びずへホテルへ戻った。

帰りのバスから、その大雨の中、水浸しなグラウンドで、
若い子たちがサッカーの試合をしていた。

W杯への険しい道、
この2次予選は特にアウェイでの環境は毎試合過酷な条件になると思う。

でも、そんな水浸しなグラウンドでサッカーをする子供達をバスから眺めながら、
そしてまだ顔に泥のついているのを感じながら、

サッカーの奥深さを感じた。

また厳しい戦いがフランスで待っている。

毎日が戦い、そして自分との戦いでもある。

永嗣

写真はオフの料理タイム