2019-12-2

英語キッズチアスクールリノ先生ストーリー

好きこそものの上手なれ

映画『チアダン』にJETSチアリーダー役として出演!! 同じくドラマ『チアダン』にも出演!!
世の中にこんなにもたくさんのチアダンサーがいる中で、チアダンスを代表する映画とドラマの両方に出演させてもらえたことがとても光栄です。好きこそものの上手なれということわざがあるように私の人生は「好き」というエネルギーが意志を作り、道を拓いてました。

ダンスを始めたのは小学1年生のとき。音楽に合わせて体を動かすことが大好きで、近所の公民館で行われるダンス教室の週に２回の練習を楽しみに通っていました。

中学生でもその熱は冷めやらず、高校進学の選び方もダンス部、チアダンス部があるかどうか！全ての基準が「ダンス」で、踊っている時が一番楽しく、自分が輝ける場所だと思っていました。

高校生になり憧れていたチアダンス部は、全国大会に名を連ねる強豪校だったため大会へ向けてひたすら練習する毎日を送っていました。先輩が引退する時、次期部長に指名されたのはまさかの私。

なぜ私が選ばれたのかその理由を聞いてみたところ「一番楽しそうに踊るから」「一番ダンスが好きそうだから」と言われたことは今でも鮮明に覚えており、自分の好きなことを一生懸命やっていれば、周りから認められるのだと感じた瞬間でした。もちろん部長として大変なことはありましたが、野球部の応援も含め、チアダンス一色の高校生活だったことは間違いありません。

人生を変えた大学進学。英語が自分の選択肢を増やす

今でも思うことがあるのですが、もしこの時に「英語」を選択していなかったら…. きっと自分の人生は違うものになっていたかな。と思うことがあります。それが、大学進学の時のことです。
一番最初に考えたことはチアダンスの強豪大学への進学でした。チアダンスさえできれば良いと思っていた私に担任の先生がダンスだけはもったいない。と説得に入ってくれたのです。踊ることしか考えていなかった私が改めて将来を考え直すことになりました。

もちろんダンスは続けていくのだけど、他に好きなことはなんだろう？と考えた時に浮かんだのが英語でした。英語を好きになった理由は中学・高校生の時の英語の先生が面白くて好きだったから。単純だけど、そんな理由で英語が好きだったのです。英語とダンスの両方できるところということで、神田外語大学への進学を決意しました。

しかしもしこの時に、ダンスだけを選んでいたら、きっと私は留学もしなかっただろうし、英語も話せなかっただろうし、今いる人たちとも出会っていなかったと思うと、人生って不思議だなと思うのです。

それと同時に、先に生きる人(先生)との出会いで、こんなにも人の人生は変わると思うと、自分が英語キッズチアスクールの先生となり、子どもたちにとっての先に生きる人となった今、責任とやりがいを感じています。

この出会いによって、子どもたちに何らかの刺激や影響を与えられる人でいたいと日々精進すると共に、自分自身が学生の頃に経験した先生が面白いからという理由で英語が好きになった時のような、子どもたちにとって英語が好きになるきっかけを作っていきたいと思っています。

そして英語が好きになった、ダンスが好きになった、海外に行ってみたいなど、どんな些細なことでもいいので、子どもたちにとって新しい扉が開けるような先生になりたいと思っています。

辛かった留学生活。辞めずに頑張れたのは「好き」という気持ち

自分の生まれ育った国を離れ、初めて親元も離れ海外留学を決めたのが大学４年生の時のチア留学でした。最初はチア仲間の英語の速さについていけず、さらにはチアの先生と合わず、孤独な環境で辛い思いをしました。毎日泣いてばかりいて、何回も留学を辞めて日本に帰りたいと思ったほど。

今思い出しても涙が出るくらい… 他国で一人生活するという留学は、私にとって人生で一番辛い時期だったかもしれません。しかし、こんなにも辛く辞めて日本に帰りたいという中で、諦めずにアメリカにいようと自分を奮い立たせたものは、やはり「チアが大好き」という気持ちがあったからだと思います。というか、チアが好きでもっと踊りたい、もっとうまくなりたいという気持ちだけだったかもしれません。この最後まで諦めず、自分と戦った経験は自分をひとまわり強くしてくれました。それに加え、この経験を乗り超えたことが自分への自信となりました。