英語サッカー ケンタ先生ストーリー
賑やかなGAメンバーが多い中、オフィスではひたすら聞き役であることが多いケンタ先生(でもエコには結構こだわりはあります🌏)。実はケンタ先生のこれまで歩んできた人生はGAメンバーでもあまり知られていません。ということで、今回はケンタ先生の人生についてたっぷりインタビューしてきました!
日本だけでなく海外でも濃厚な異文化交流を経験してきたケンタ先生ストーリーをどうぞ〜‼️
幼少期から芽生えた海外への興味
幼少期は活発で動くのが大好きな少年でした。
実は父が単身で海外赴任をしていて、小さい頃にアメリカへ行ったことがあるんです。
そして本帰国してからも父は何度かアメリカに行っていて毎回お土産を買ってくれたりしていたので、自然と海外に興味を持っていましたね。
まだ小学校で英語は必須ではなかったのですが、自分自身の興味からパソコンの英語のゲームを楽しんでいましたね。
「マイアミの奇跡」でゴールキーパーの憧れを抱いた小学生時代
小学校では、サッカークラブに入っていました。サッカーはある日校庭でサッカーをしている子供達を見て面白そうだなと思ったのがきっかけです。
そして、衝撃を受けたのは、アトランタオリンピックでの「マイアミの奇跡」。そこでブラジルのシュートをセーブしまくる川口選手をみて、ゴールキーパーに憧れるようになりました。もちろん我らがアンバサダーの川島選手のこともGAに入社する前から大ファンでしたよ。試合はもちろん書籍は全て読破していました!
ユニークな英語の先生のお陰で英語が大好きに!
遊び感覚で触れていた英語をしっかり学習し始めたのは、中学校の英語の授業。ここで出会った英語の先生がすごく良かったんです!
ユーモアがあって、ジョークを交えながら英語を教えてくれました。学校の英語は読み書きが中心になってしまうんですが、ALTの外国人と文通をしてみよう!というのがあって、習った文法や単語を手紙を書くときに使っていました。授業で習った英語を文通でどんどん取り入れてみて、ああ、英語がちゃんと外国人に伝わっている!と実感できたんです。英語が話せると、各国の人と話せるんだな、とさらに海外への興味が高まりました。
高校生活はサッカーと英語に集中!
高校では、サッカーの部活と大好きな英語一筋。部活は練習も上下関係も厳しくて、まさに忍耐を学びました。英語は引き続き大好きで、大学は英語がしっかり勉強できるところに進学したいと思っていましたし、将来的にも先生とかツアーコンダクターとか何かしら英語を活かした職業を意識していました。そして3年生の時に自分が志望していた大学を卒業した先生との出会いがあったんです。その先生に大学の話を聞いたり、英語の勉強もサポートしてもらい、英語スキルをブラッシュアップしてきました。
子ども達への英語教育を学んだ大学生時代
念願の大学に合格し、大学では主に英語教育、異文化コミュニケーションに関する事を中心的に学びました。当時から子どもも好きだったので、小学生の英語教育を研究するゼミに入り、実際の小学校での英語クラスを見に行ったりしていました。プリスクールでバイトをしていた時期もあって、子どもが英語を学ぶ現場を見ることができた大学生時代でした。
就職活動は英語教育関連企業を中心にしていて、プリスクールから内定をもらったものの、東日本大震災を機に入社直前の3月になんと内定取消になってしまったんです。
内定取消は確かにショックでしたが、父が「大学を卒業してすぐに就職するという他人と同じレールに乗らなくても良いんじゃない?」とワーホリに行くアドバイスをくれたんです。それがきっかけで自分自身でもこの機会をチャンスと捉えるようにしました。悩んだ末、1年間のバイトでお金を貯めてオーストラリアのシドニーへ2年間ワーホリに行くことを決めました。
ピンチをチャンスに!
オーストラリアでの濃厚な経験
オーストラリアでの2年間がまたまた濃厚でしたね。語学学校に通ったり、様々なバイトを経験したんですが、政府指定の農場で働いた時は2、30人の様々な各国出身の外国人と同じ寮に住んで生活していたので、まさに毎日が濃厚な異文化交流。
土日には世界中の人々とサッカーをしていて、これがまた面白いんです。「和」を重んじる日本と違って、「個」で攻める外国人、陽気なブラジル人、途中で気に食わなくて帰っちゃう人などなど、とにかく試合するにも大変。でもそんな異文化を直接肌で感じられる経験でした。
もう一つ自分自身にとって貴重な経験だったのは、農場から都会のシドニーに帰って来た後に始めた日本語学校でのボランティアや地元のパン屋さんでのお仕事。ここで色々な人から聞かれる日本の文化や伝統、宗教のことが、全然答えられなくて。とても情けなく思いました。この出来事をきっかけに日本のことについて改めて興味を持ちました。
運命の仕事との出会い
帰国後は、語学や国際感覚をキープするために空港で働いたりしながら、運命とも言える職業に出会いました。それが外国人観光客を相手にサイクリングで日本をガイドする仕事でした。もともと自転車は大好きでしたし、日本の良さを外国人に伝えるということにもやりがいを感じていていて、実際のガイドだけでなく、自分でツアーを運営したり、コースを作ったりもしていました。
またもやピンチ到来!
そんな中見つけたGAの仕事
そんな中コロナ到来。。。みるみる観光客は減っていき、最終的に会社を辞めざるを得ませんでした。
そして新たに見つけたのが「サッカー」「子ども」「英語」のキーワードにビビッときたGAの仕事。最初にレッスンに行った時はかなり衝撃を受けましたよ。
子ども達と思いっきり体を動かして、遊んで、英語を自然に学ぶ全く出会ったことないスタイル!GAで新たなチャレンジをスタートさせることに決めました。
レッスンに通っている子ども達への思い
GAって本当に様々な国籍の先生がいるんですよね。そしてとにかく子どもの心を掴んで楽しませるのが本当に得意!そんな先生達とレッスンを通して仲良くなって、外国人との壁を無くして欲しいなと思いますね。私はこれまで色んな国の人と関わって、様々な価値観や文化に出会って、それが今の自分自身の財産となっているんです。GAの子達は、子どもの頃から外国人と触れ合う機会があるので、そこから海外に興味を持って、様々な価値観に出会ってほしいですね。
そして、間違ってもいいので、積極的に自分の意見を発言できるようになって欲しいと思っています。
オーストラリアでの留学時に私は自分の英語力に自信がなく、欧米の人と比べて積極的に自分の意見が言えませんでした。レッスン中には子どもたちが間違っても積極的に発言できるように、自ら間違えてみたり子どもたちが発言しやすい雰囲気作りをしています。
将来的にGAの子ども達が成長したら、ぜひ海外の人たちに日本代表として日本の文化や良さを英語で伝えてほしいなって思っています。レッスンでも私がサイクリングでガイドをしていた時の経験等を活かして、日本の良さに気づけるようなメニュー作りをしていきたいなと思っています!
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幼少期から海外の話が飛び交う家庭に育ち、中学で素敵な英語の先生と出会ったことがきっかけで英語がどんどん好きになったケンタ先生!そんなケンタ先生が子ども達に願うことは、もちろん海外にも興味を持ってほしいけれど同時に日本のことにも興味を持ってほしいということ!GAの子ども達が世界に羽ばたいてそれぞれが日本代表として活躍してくれることが楽しみです✨