Global Athlete PROJECT

インターンを経験しての学び:「否定しない」大切さ

こんにちは!
5月半ばから、グローバルアスリートでインターンさせてもらっていた大学2年生の杉山豊です。子供達からは、Yutaka先生と呼ばれていたので、それで覚えてくださってる方々もいるでしょうか。今回は、二ヶ月半、ほぼ毎日インターン活動に関わっていた僕の実体験や、そこで学んだ現場に行くことの大切さ、そしてグローバルアスリートでのインターンを通して成長したところなどを紹介していきたいです。

僕は現在、アメリカのインディアナ州のリベラルアーツ大学・デポー大学にて教育学を専攻しています。当初から大学の夏休みを利用して教育に関するインターンをしたいなと思っており、いろいろとネットで調べていました。最初は、ハワイ大学の園児〜中学生のためのサマーキャンプのメンターのお仕事をもらいましたが、よくよく考えたら二ヶ月丸々ハワイにいるよりも、卒業後の就職を考えている東京に帰って来て本当に自分が心からやりたいインターンをすべきなのではと思い、インターンを探し直していたところ、ちょうどこのグローバルアスリートでのインターンを見つけました。大学でもサッカー部に入っており、幼少期の頃から英語にも触れ合って来ていたので、「サッカーを通じて英語を教える」というところに興味をもち、応募して見ました。
インターンでは、朝からスクールが始まる夕方までは事務作業(コート営業、チラシ配り、スクールメニューを考えたりなど)を行い、夕方からはコーチ・外国人コーチと一スクールのお手伝いをします。インターン生だから、きっと地味な作業をお手伝いするんだろうなと言う心構えでスクールに顔を出したら、いい意味で裏切られました。
実際に子供達と英語を話したり、ハイファイブを何度もしたり、Yutaka先生!と、実際の「コーチ」みたいな感覚で子供達と接することができるのです。
子ども達もどちらかというと英語があるから、英語を話しているから、英語で指示をもらってるから、サッカーをより楽しめてるんではないかと思いました。

今の子どもは、基本的に「学ぶ」ということに抵抗を覚えていると僕は思います。学校でも、塾でも、間違った答えを言うとすぐに否定されて、「パッ」っと咲いた子供達の「発想」と言う蕾がチョキンっと先生方に切られてしまうのです。これが一般的な日本の教育で、間違っていたらすぐに否定され、次の人に解答権が移り、否定された子供はもう答えたくないと言う気持ちに陥るのではないのでしょうか。それが重なり、英語が嫌いになったり勉強が嫌になったりしてしまうのだと思います。
しかし、グローバルアスリートは違います。どんな間違いでも、どんな変な発想でも全て「ナイスアイデア!」「ナイストライ!」などと言って、褒めて伸ばしていくのです。例えば、「ゴールまで走って、ボールを拾って逆のゴールにシュートね!」などといった指示を英語で出すと、子供たちは無限の発想を持っているのでそれだけじゃつまんない、もっと面白くしたい、などと言う考えから、結果的には自分のオリジナルな動きを足していきます。例えば、走るときは匍匐前進で、そしてボールを拾って頭の上に乗っけてみたり。
他のサッカースクールでは怒られるであろう行動を、グローバルアスリートは決して禁止しません。これは甘やかしているわけではなく、「新しい発想」として「ナイスアイデア!」「面白いねそれ!」と子供達の「発想」と言う蕾をしっかりと咲かせています。
この理念が僕はとても好きで、子ども達が普段スクールでふざけていたり、先生の話を聞いて自ら面白い行動をスクール中にやっているのは「NO!」と言わずに、「ふざけるってことも大切なんだよ!」と無意識に教えてるからなのかもしれません。

自分は二ヶ月を通して合計14スクールに入り、いろんな外国人コーチや、社員さんたちとスクールを教えてきました。つい先日行われたキャンプでは、企画段階からミーティングまで参加させてもらい、インターンである僕のアイデアも尊重してくださる社員さんたちのおかげで、インターン以上の経験をさせてもらいました。僕がインターンを通じで得たものは、数え切れないほどあります。社員さんたちとの出会い、子どもたちとの出会い、そして親御さんたちとの出会いを通してたくさんの刺激を受けた事はもちろん、改めて自分の教育への想いを見つめ直す機会になりました。

僕にとっての生徒たちは、教え子でもあり、子どもでもあり、友達でもありました。子ども達は、「サッカーをしている」と言う考えでグローバルアスリートのスクールにきて、結果的には自然と英語力も身についていると言うことになるのです。自然と培われたコミュニケーション能力や、英語を話すと言う度胸、外国人コーチと話すと言う経験、これらはきっとグローバルアスリートでしか得られない唯一無二のものではないでしょうか。
今回教えていた生徒たちが、いつか学校で「好きな科目何?」と聞かれた時に迷わず「英語と体育!」と答えてくれる日が近いのではないかと、とても楽しみです。

このようなグローバルな子どもたち、グローバルなコーチたちと一緒に「サッカーというツールを使って英語を教える」ことに興味がある方はぜひホームページスタッフ募集ページ 、そしてWantedly などをご覧になってください!