Global Athlete PROJECT

【サポート選手情報】競泳 萩原智子選手へ「Rosetta Stone®」による語学習得サポートを開始

世界に挑戦するアスリートを語学面でサポートする「Global Athlete Project(グローバル・アスリート・プロジェクト)」は、このたび新たに競泳の萩原智子選手に対して外国語トレーニングソフト「Rosetta Stone®」による語学習得サポートを開始しました。

 

 
 

【萩原智子選手】
1980年4月13日生まれ 牡羊座 O型 山梨出身 178cm
自身初の2000年シドニー五輪、200m背泳ぎ4位、200m個人メドレー8位入賞。2003年日本選手権では、100m、200m自由形、200m背泳ぎ、200m個人メドレーで史上初の4冠達成。「ハギトモ」の愛称で親しまれ、2004年現役引退。5年の歳月を経て、2009年現役復帰を宣言。復帰レースとなった新潟国民体育大会では、大会新記録で優勝。翌年2010年には30歳にして日本代表に返り咲いた。同年、ワールドカップ東京大会で、50m自由形、100m個人メドレーで、短水路日本新記録を樹立。順調な仕上がりを見せていた矢先、五輪前年である2011年4月に、卵巣のう腫、子宮内膜症と診断され、手術。手術後は、精力的にリハビリに励み、レース復帰。2012年2月のJAPAN OPENでは50m自由形で短水路日本記録を樹立。4月に行われたロンドン五輪代表選考会では、レベルが上がってきた女子自由形で、堂々と決勝に残り、意地を見せた。
若手のスイマー達の刺激となる存在。
 

 
【コメント】
競泳の萩原智子です。突然ですが、今日は、私のコンプレックスをお話しましょう(笑)
えっ?!180cm近い背の高さ??いえいえ・・・違います(笑)
背の高さについては、水泳との出会いで克服!コンプレックスを長所!に変えることができました。では、私のコンプレックスは?沢山ありますが、その中でも、一番大きなコンプレックスは・・・「語学力」です。中学、高校時代に、もっと努力しておけば良かったな、と何度も思って来ました。特に、海外遠征や合宿に行った際は、自分の知っている単語を並べて、あとはジェスチャーで、必死に伝える・・・(笑)海外レースでは、本当に大変。競技役員は、もちろん海外の方。初めの頃は、海外レース経験も少なく、召集所で「え?何て言ってるの?!」なんて事は、何度もあり、レース前に違った緊張を味わい、ドキドキした経験もあります(笑)そんな苦い経験もあり、「英語」の勉強をしよう!と思い立ったものの、3回トライして、3回とも挫折・・・現在に至る・・・。今でも「語学力」があれば、もっと世界が広がるのになぁ~と思うことが何度も。そして海外の強豪スイマーの話を聞きたく、興味津津でも、「語学力」が足を引っ張り、そのチャンスを逃してきました。

人との出会いは、自分自身が成長出来るチャンスだと思っています。沢山の方々とお話をする中で、考え方や想いを聞くことによって、勉強になることが盛り沢山。もちろん海外の方との出会いのチャンスも沢山あります。しかし語学力がなく、会話が成り立たない状態・・・もっと成長出来るチャンスなのに!と悲しくなっています。そんな人との繋がりの中で、紹介して頂いたのが・・・サッカー川島永嗣選手が発起人兼アンバサダーとなって、アスリートの語学面をサポートして下さる『Global  Athlete PROJECT』。関係者の方とお話をさせて頂きましたが、「勉強」ではなく、「トレーニング」なんですよ!と。「水泳と同じ、トレーニングをしよう!と思って頑張って下さい」と背中を押して頂きました。そして「周りに公言し、自分自身に良いプレッシャーをかけましょう!」と・・・(笑)気負わず、楽しみながら、語学トレーニングを頑張ります。背の高さのように・・・コンプレックスを長所に変えられるように。背の高さのコンプレックスを水泳が長所に変えてくれたように、語学力のコンプレックスを『Global  Athlete PROJECT』との出会いで長所に変えていきたいです。ピンチは、チャンス!そして出会いに感謝します。