Global Athlete PROJECT

【サポート選手情報】CPサッカー日本代表・浦 辰大選手へ語学習得サポートを開始!

世界に挑戦するアスリートを語学面でサポートする「Global Athlete Project(グローバル・アスリート・プロジェクト)」は、このたび新たにCPサッカー日本代表・浦 辰大選手に対して語学習得サポートを開始しました。

【浦 辰大】

浦辰大

2013年 CPISRA International Cup 日本代表選手
2014年 仁川アジアパラ競技大会(7人制サッカー)日本代表選手 ※銀メダル獲得
2015年 CP Football World Championships 2015 日本代表選手
2015年 U19 World Championships 日本代表選手
2016年 IFCPF world championships qualification tournament 日本代表選手候補

 

CPサッカーの浦辰大です。
僕は、CPサッカーで、世界と戦える選手になることを目指すと同時に、エスペランサNEXTという障がい児のための放課後支援教室の指導員として、障がいがある子どもたちへ、サッカーの指導などサポートをしています。
僕は、生まれつき、脳性麻痺という障がいで、左の手足に麻痺があります。小学校3年生の時に、1歳下の弟と一緒に、念願の地元のサッカークラブへ入団し、サッカーをはじめました。健常者の中で、技術では追いつかなくても、努力だけは誰にも負けないよう練習にはげみ、そんな時、CPサッカーに出会いました。
3年前の2013年、初めて日本代表選手として、スペインで行われた世界選手権へ出場しました。小さい頃は、まさか、自分が世界を相手に戦うとは思っってもみませんでしたが、今は、もっと世界に通用する選手になりたいと、強く思っています。

僕は今まで4度の国際大会を経験しましたが、どの大会も他の代表チームとも言葉でのコミュニケーションが取れず、サッカーについて聞きたいことがあったのに聞くことができず、英語を学んでおけばよかったと後悔ばかりしていました。まさか、自分が世界を相手に戦うとは小さい頃は思ってもみなかったことなので、僕には関係ないと思い、苦手な英語から遠ざかっていました。ですが、今、世界を舞台で戦っている以上、日本にとどまらず、世界の人たちと英語でコミュニケーションが取れ、サッカーを見て学ぶだけじゃなく、聞きたいことは自由に聞けるような語学力がほしいです。せっかく世界の人たちと交流できる場を与えてもらっているにもかかわらず、英語での会話ができず、身振り、手振り、ジェスチャーでのコミュニケーションに頼ってしまい、自分が思っていること、感じていることを正確に伝えることができない、これを改善したいと思っています。これから、しっかり英語を学んで、世界の人たちに自分の気持ちを自分の言葉で表現でき、世界で活躍していけるようなアスリート目指して頑張っていきます

浦辰大2