【サポート選手情報】アルペンスキー・若月 新選手へ語学習得サポートを開始!
世界に挑戦するアスリートを語学面でサポートする「Global Athlete Project(グローバル・アスリート・プロジェクト)」は、このたび新たにアルペンスキー・若月 新選手に対して語学習得サポートを開始しました。
【若月 新】
JOCジュニアオリンピックオリンピックカップ
2015全日本ジュニアスキー選手権大会 k2女子 ジャイアントスラローム優勝、スラローム優勝
2016全日本ジュニアスキー選手権大会 k2女子 ジャイアントスラローム優勝、スラローム優勝
第23回全日本選抜ジュニアスキー選手権 女子スーパー大回転 優勝
2016イタリアトッポリーノユーススキー選手権大会 女子組 スラローム7位、ジャイアントスラローム10位
全国高等学校スキー大会 女子組 ジャイアントスラローム4位、スラローム5位
アルペンスキーをしております若月新です。北海道の北照高等学校2年生です。今年より、全日本スキー連盟のナショナルチームのアルペン競技タレント発掘・育成事業(toto)代表選手に選抜され活動しております。海外遠征やヨーロッパの試合に出場した経験から、トップレーサーになる為に語学の必要性を強く感じてこのプロジェクトに応募しました。今は国内のレースを中心に転戦していますが、近い将来には、トップレーサー目指してヨーロッパや北米でのレースに転戦したいので、自分の意思を伝えたり、しっかりコミニュケーションを出来るようになる為に語学の習得は必要になってくると思います。スキーの競技力向上の為、また海外でも活躍出来るトップレーサーになるという目標の為にも、一人でも海外レースに参戦出来るようにしっかり語学を身につけて努力していきたいと考えています。
アルペンスキーの戦いの本場は、ヨーロッパになります。今は国内の試合が中心になっていますが、いずれはFIS国際スキー連盟のレースやヨーロッパカップなどを転戦して自分のレベルを上げていきたいと考えています。その為にも、今所属している北照高校スキー部でトレーニングを一生懸命積んでいるところです。昨年もイタリアのユースの世界大会に出場したり、また一昨年はフランスのユース国際大会に参加して感じた事は、海外の選手との差は、体力面や技術面の差よりも、語学力の足りなさでした。アルペンスキーは、当然の事ながらアウトドアスポーツなので気象条件よって、大会スケジュールなどの変更がよくあります。この辺のスケジュール変更やアナウンスなども聞き取れず、日本のコーチがいないと確認する事もままならない状況が多かったです。このように言葉を理解できない状況では、勝負する前からとても精神的に落ち着かないと感じることが多かったです。それから、海外遠征を繰り返す度に、外国人のコーチや選手とコミュニケーションがとれたら、もっと選手生活が楽しくなり、スキーの成績も向上するのではないかと感じています。それは、スキーの技術的な表現について外国人コーチに直接聞いたり、選手間で話す事で、理解も深まり正確な情報が得られると考えるからです。このような理由で、私がアルペンレーサーとして成長していく過程において、語学を習得したいと思うようになりました。