Global Athlete PROJECT

【定期出張英語レッスン】障がいなんかじゃない、キラキラした個性だ!

グローバルアスリートプロジェクトでは10月より、月に1回障がいのある子ども達(スペシャルニーズのある子ども達)が通う中野区にあるデイサービス「みずいろ」を訪問し、子ども達と一緒に英語のレッスンを行なっています。今回は11月に訪問させていただいた時の話や感じたことを代表してMana Ryuがお話させていただきます。

想像を超える反応。深まる絆

2回目の訪問となる今回は、HayatoRyuManaの3人でレッスンを行いました。前回は初めてということもあり子どもたちも緊張している様子で普段私たちが行っているレッスンや、予想していた子どもたちの反応とは全く違うものだったという話を聞いていました。普段のレッスンでは大盛り上がりするメニューも個人に注目が集まることで泣いてしまう子や大きい音が苦手な子など、それぞれの特性によって私たちが楽しいと感じることが障がいのある子ども達には違う形で捉えられているということを知り、今回はどんな反応をするのだろう?子どもたちは楽しんでくれるかな?どんな子どもたちがいるのかな?とドキドキワクワクしながら当日を迎えました。

子ども達が待っている教室に入ると一人の子どもが発した「Hello!!」の一声が完全に私達のエンジンを全開にしてくれました。楽しんでくれるかな?と少し不安に思っていた気持ちは一気に晴れ、教室に入るとハローと言いながら手を振ってくれている子どもたちの顔が印象的でした。
これ出来る?と技を見せてくれる子、ギュッと手を握ってくれる子、そして前回も訪問していたハヤト先生のことを覚えていてハグをして離れない子、そんな子どもたちの姿にとても癒されたのを覚えています。

「みずいろ」に通う子ども達とお互いの絆が深まる時間は、今まで経験したどんな子ども達よりも早く、とてもしなやかで全くと言っていいほど、ぎこちなさがありませんでした。相手との絆を深めたい場合は周りの目は考えずに、「私はあなたと仲良くなりたい。」という気持ちを持ってさえいれば良いのだと気がつかせてくれます。

控え室からレッスンを行う教室へと移動です。
レッスンを行う教室に移動すると子ども達は一列に並べられた椅子に座っており、そこで先生達が普段の様にボケ始めると、子ども達がすぐさま突っ込んできてくれました!突っ込んでくれている時も子ども達は英語で「No! No! No!」でした!ちなみに子ども達が大人を注意している時って本当にいつもキラキラしていますよね(笑)
実はレッスンで行うゲームメニューを試行錯誤している時に「このゲームは子ども達できるかな??」とか、「これは楽しんでくれるかな??」という不安があったのですが、その不安は直ぐに吹き飛び、「楽しい!子ども達可愛い!」だけが自分の中に残りました。レッスンが始まったばかりなのに既にランナーズハイ状態です(笑)

いつでも子どもたちとの対話を大切に

普段のレッスンから私たちは子どもたちの反応や子ども達との対話をとても大切にしており、また英語学習において重要なことの一つとしてよく言われているのがとにかく英語を口にしてみること、恥ずかしがらずに話をしてみるということです。その為、施設の方に発語が難しい子がいると聞いた時は、どのようにしたらみずいろの子ども達に英語学習を楽しんでもらえるのだろうと考えました。
しかし、私たちの英語をリピートしたり、覚えている単語を口にしたりと英語に対しての壁がなく、また発語がなくても日本語にはない英語のリズムを身体や耳で楽しみ英語を彼らなりに受け入れているように見えました。
レッスンを進めていくと子ども達ができる事の可能性をもっともっと試したくなりました。障がいがあるとしても、英語を話す事ができるし、健常者と同じ様にゲームを楽しむこともできる。また、みずいろの子ども達は英語を好きになるスピードがあまりにも早くてすごく驚きました。

人と違っていい!! 自分の意見をちゃんと言える子どもに

子どもはとても素直ですが、小学生から中学生、高校生と大人になっていく段階で羞恥心や周りの顔色を気にしてしまう気持ちが少なからず芽生えてきます。
今の日本は周りの人と一緒のことをするのが良いこと、違ったことをすることは恥ずかしい、正解じゃないといけないという教育を受けている人が多いと思います。みなさんもそのような経験をしたことがあるのではないでしょうか。グローバルアスリートでも特に小学生になるとそのような考えを持っている子が多く、恥ずかしがらずに積極的に発言する子と自分の意見をなかなか言えない子では成長のスピードが大きく違います。その為、グローバルアスリートは普段のレッスンから間違っても良いんだよ!むしろそのアイデア新しくて良いね!と発言することの重要性や自分の意見を言うことの大切さ、面白さを教えることから始めています。しかし、みずいろの子ども達は恥ずかしさや緊張は有るものの勝ち負けや損得なく、ただ純粋に目の前のことを楽しんで発言している姿をたくさん見ることができました。それが小学生だけでなく、中高生でも同じで英語をリピートさせられている感は無く、無理なく自然に英語を口にしている姿に障がいが有る無いに関わらず、子ども達の成長や英語習得の可能性は無限大だなと感じました。

子ども達が今よりも英語をもっと好きになった時、外国人達と堂々とコミュニケーションをとっている姿を見たくなりました。そういう機会がもっとあっても良いと思うし、増やしたいと強く感じました。また、その日レッスンは30分を2クラスしかやっていないのに、なぜか帰る頃にはその日一日中一緒にいたかの様な安心感がありました。

今回レッスンを行った中で感じた事は、子ども達一人一人の楽しみ方が様々だという事。Foxゲーム(尻尾取りゲーム)を全力で楽しんでいる子ども達、音楽に合わせてダンスを楽しんでいる子ども達、先生と1対1のコミュニケーションを楽しんでいる子ども達。十人十色という言葉がある様に、感じ方や表現方法は人それぞれ違っていても良いという事も再認識しました。最近スペースXのクルードラゴンが宇宙へ飛び立ちましたが、もしこの子達が宇宙に行ったらどんな事を感じるのか?彼らの未知数な可能性にもとてもワクワクしています。次回子ども達に会える日が今からとても楽しみです♩

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